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2022年10月11日

空調タイムスに掲載されました

建設会社が業界難題の求人を支援

【掲載記事】

 静岡県知事建設業許可のもと、土木・建築・石・鋼構造物・舗装・しゅんせつ・塗装・水道施設・解体のほか、主として民間の造成工事や公共の災害対策工事を請け負う静岡の建設会社セイキ建設(社長―鈴木太山(たいざん)氏、本社・静岡県菊川市東横地566-1)は自らの問題でもある建設業界の人手不足解決に特化したサービスを行うべく、新たな部署を立ち上げ、先進的な取組みを開始する。先頃、日本商工会議所が全国の中小企業約6千社を対象に行い、約半数の2千800社余りが回答した雇用に関する調査において、「人手が不足している」と答えた企業の割合は建設業が最も高く77.6%に上った。現在、厚生労働省なども数ある求人メディアに対して基準を設け優良事業者認定を行うなど、最早喫緊の課題となっている。セイキ建設はこれまで企業のホームページや映像制作、広告デザイン、SNSでの広報を通じて建設業に携わる企業の魅力発信を手掛けてきたが11月より建設設備業界に一石を投じる新たな求人サイトを立ち上げる。


 セイキ建設は「職人不足・事業承継問題.高齢化」に悩む建設業界の専門職に特化した求人サイト”建ショク"を11月1日より公開する。

 空調・電気・水道を【ライフライン】、大エ・内装・塗装を【住まい】、とび・土工・解体・舗装を【インフラ】といった3つのカテゴリーに分け、市町村1つに対して1業種1~3社の合計1万8千500社に掲載を限定し、目的別検索と実効性をより高めたことが従来の求人サイトとは異なる。


 鈴木太山社長は今回の取組みと背景について「自社においても大きなテーマとなってきた人材問題を、人任せ、業界任せでなく自ら問題点を抽出して改善していかなければ今後益々、深刻化するであろうという危機感から立ち上がった。多くの方々と話し合いの場を持ち、またSNSでのアンケートや各種関連機関公表のデータなどから、例えば企業においては変化を求める世代と変化を望まない世代とのギャップや、従来の方法では自社のPRに投資できないなどの問題点も浮き彫りになった。こうした点を精査分析し、業界の認知度の低さと、1社1社のブランディングの弱さを解決すべき課題として、魅力ある業界であることを伝える手法や戦略に行き着いた。特に次世代を担う10代・20代のZ世代といわれる年代層に訴えかけることで業界の一助となりたい」と話す。

 さて具体的な「建ショク」の運用は20代以下のデジタルネイティブへの周知を重視し、Z世代人気のインフルエンサーとパートナー契約を結び、YouTubeやインスタグラム、TikTok等SNSを活用した広報活動を行うことで若者への訴求力を強める。また建設菜が全く解らないといった閲覧者でもカテゴリー分けをした企業のPR動画などを盛り込むことで実際の仕事を目で確認することができるといった点も特長のひとつ。

 同サイトの利用に掛かる費用は月額5千円(税別)。さらに求人ページの作成や運用を含む場合はプラス3千円(税別)となる。但し、掲載数が限られているため限定数に達し次第締切りとなる。




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