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建設業の元請・下請けの仕組みは必要なの?

建設業のこの構造は「中抜き」構造ではないか?との疑問にお答えします。

建設において、ほとんどの場合、ユーザー(企業・個人)から元請(発注者)が基本です。

そして下請け業者へ仕事が回ります。

大きな建設となると孫請やその先も…と、このように重層構造と呼ばれる仕組みとなります。

表題の通り、孫請やその先まで連立してしまうと、労働層まで十分にお金が回らなくなり、事故のリスクや人手不足の一因となり、現在問題定義されております。


では、果たしてこの構造が全て悪なのか?というと、それは全く違います。

ここでは下請けのメリットをお伝えします。


下請け業者の大きなメリットは「営業費用の縮小」です。

元請から、細かい指示や企画・開発までがほとんどの場合上がってきますので、

下請け業者はその指示通りに業務を遂行するだけでいいというメリットがあります。


中小企業は特に、「家を売る」「ビルを売る」「商業施設を建てる」などの営業力や広告宣伝費にお金をかけられない場合がほとんどです。

そこで、この重層構造があることにより、多くの建設の中小企業は業務を確保することができています。


もちろん、メリット・デメリットはある仕組みですが、

デメリットだけに目を向けず、多方の側面を見て頂き、建設業にご意見を頂けましたら幸いです。


 

動画でおさらい!




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